標準体重より減量できるか 低炭水化物ダイエット Q&A
Q: ずの体重は世間一般で言う「標準」値なのですが、健康に害がない程度まで痩せたいと思ってダイエットを続けています。(ちなみダイエットをする前は今よりも―5キロだったので)しかし、色んなサイトを拝見していますと、アトキンスダイエットでは肥満値→標準のダイエット成功者が多く、標準値→痩せ値のダイエットに関するデータが今のところ無いように思います。このまま続けて、ある一定の所までしか体重が減らないという風にならないか心配です。 よろしくお願いします。
A: 以下の記述はかなり曖昧な部分が多いので、ご注意願います。
標準体重について
標準体重については、詳しくはここでは説明しませんが、大雑把に言うと、「この身長の人は、肥満でも痩せでもない場合は、大体平均でこのくらいの体重になるだろう」ということを言っているものです。このことについては、医者もふくめて殆んどの人が誤解しています。
標準体重は、理想体重ではありません。その体重でなくてはならない理由などないのです。
"クリントンと料理"子供の肥満
個人個人で、本来あるべき体重は異なります。同じ身長であってでもです。ですが、平均的には、この「本来あるべき体重」は、標準体重と言われる体重とさほど変わらないと思います。
上記の「平均的には」というのがポイントです。あくまで「平均的には」であり、「必ず」ではないのです。人によって、骨格や筋肉が違うので、理想体重(そんなものがあるのかも不明ですが)も違うに決まっています。
標準体重以下への減量
結論から申し上げますと、「個人差があり、可能性もあるが、あまりお勧めしない。」です。
上述の通り、標準体重が理想体重ではないので、人によっては、より痩せる必要がある場合もあります。ですので、「個人差があり、可能性もある」となります。が、やはり、標準体重は、かなり有効な目安であり、標準体重よりも確かな根拠がない限りにおいては、標準体重を目安とすべきと考えます。
乾いた髪の状態
質問者様の場合、以前の体重が標準体重を下回っていたとのことですので、減量の余地はまだありそうではありますが、注意が必要と思います。体調が思わしくない、拒食症、過食症の気配がするなど、異変があるようであれば、減量は控えたほうが無難でしょう。
そんな訳で、「あまりお勧めしない。」という結論になります。
繰り返しになりますが、「標準体重より痩せている方が良い」という医学的な根拠がある限りにおいては、「標準体重以下への減量」も有り得ると思います。が、その根拠を見出すのは非常に困難であることをつけ加えておきます。単に、「以前の体重が標準体重よりも少なかった」というのは説得力に欠けます。以前の状態が不健康な状態だったかもしれないのですから。以前よりも現在の方が不健康であることがはっきりしていれば(或は、元の体重の方が健康であるデータ等がある)良いのですが…
当方といたしましては、標準体重以下への減量をお勧めする訳にはいかないことをご了承下さい。
赤ワインと体重減少
「標準体重以下への減量」についての情報
標準体重以下への減量についての情報が少ないのは、減量を試みる人の殆んどがいわゆる肥満の人であり、標準体重を目標としているからに他なりません。また、標準体重以下へ減量を試みる人は、大抵拒食症の方が多く、結局病的なので、公表するに至らない(むしろ拒食症についての情報を公開)のではないでしょうか?
いわゆるモデルと言われる人々は、一般に言われる標準体重よりも体重が少ないように見受けられますが(申し訳ありませんが、根拠がありません)、この方々は、仕事のために健康を犠牲にしている可能性もあります。かなり特殊な例と考えるべきです(ですが、標準体重以下が可能であるということを実証しているとも言えますが…)。
もし、質問者様が、今回の減量において、「標準体重以下への減量」についての何らかの知見(首尾良く実践できた。危険だった。やはり無理…等、その理由)を得られたのであれば、是非とも御自身のブログ等で公表下さい。
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